■シニアがインターネットを使えないわけ~(2)消去法~
あっちじゃないから、こっちだと思う。
ネットに慣れている人は「これかな?」と推測する。
慣れていない人は「これではないな」と推測する。
自慢じゃないですが、私は運転が下手です。
運転技術もさることながら、道が全く解らない。
「こちらはシブヤと書いてある。でも、渋谷には行きたくない。だから、反対方向の道に乗ろう」
そうやっているといつの間にか迷っている。
解りにくいラベルに出会ったとき、「まずクリック」という事をシニア層はしない。
どうしよう、どこをクリックしよう・・・と悩んだ後、「あれではないでしょ、これでもないでしょ」とクリックをしないのだ。
例えば証券会社の例。
「手数料を探してくださいね★」というタスク設定に対し、じーっとウェブを見る。
「えーと、どこを押したらいいのかしら」
![]()
「ホームトレードって良く解らないでしょ、サービスというのは、なんかの特典でしょ、ラインアップというのはわからないし、となると、「マーケット情報かホーム?」
(ホームは違うでしょ!)と思いつつ、ホームをクリックする人,
2人。
マーケット情報をクリックする人一人。
「あれ、違ったみたい」
「そうか、初めての方へ、を見ればいいんだ」
と、出てきたのはこちら。

「・・・・どこを見ればいいの?」と、結局消去法で進んでいく。
「あれではない、これではない。」
なぜなら、消去法のほうが安全なのだ。
少なくとも、怖いところに行く可能性がない。君子危うきに寄らず。
これは楽天証券のキャプチャー。シニア層がずっとこの中から手数料を探そうとして・・・結局ヘルプを押していた、という例。

ちなみに、楽天証券の手数料を見つけるまでに要した時間1分50秒、
野村證券の手数料を見つけるまでに要した時間 3分9秒。
Meネット証券の手数料を見つけるまでに要した時間 14秒。
「滞在時間が長い事はイイコトだ」なんて、いえない現実です。3分間のイライラにがまんできるのだろうか?
(2004年12月14日)
4月 21, 2005 2.シニアのためのウェブユーザビリティ | Permalink
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