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■旅行業界のウェブサイト診断;阪急交通社のウェブユーザビリティ

阪急交通社・・検索の解りやすさがポイント(1位)

今回1位に選ばれた阪急交通社だが、点数計算をした後に阪急交通社が1位に選ばれたことを知ったとき、正直驚いた。
私の中で、阪急交通社の「中身」はとてもいいが、トップページは非常にみにくかったからだ。

◆トップページ・・・15社中9位。

まず、分類する場所が多すぎる。
色々なところからユーザーを入らせようとして、その結果迷わせてしまう。

内容量が多すぎて、どこをクリックすればよいのか解らないのが実情だ。
そのほか、さまざまな惑わせポイントが隠れている。

例えばページ上部の「検索」、「ツアー検索」、一体何を探せるのかが明記されていない。
あらゆるところに「お得」情報がちりばめられていて、ページのつくりが複雑すぎる。

今回、検索ページを選択するときに非常に悩んだ。
ページの上部にも検索画面はあるし(ただ、ここはほとんど目に付かないが)、通常であれば出発地をクリックして(私であれば関東発を)ツアーを探すだろう。

しかし、この関東発をクリックしてしまうと大変なことになるのだ。
どうやって探せばいいのかわからない。

方面を探す、というプルダウンは下のほうにあるし、探し方の中にはGoogleで探すという項目まであり、どれで探せばいいのだかわからなくなる。

考えてください、100種類のランチがあるレストランを。
それも、ハムの種類まで選べたりして。
食べるイメージのある方が、ハムの種類まで考えさせられたら、じれったくなってしまいますよね。

で、それではなぜ今回阪急が高かったのだろう。
それはひとえに、トップページにある検索を選んだから
//
今回のチェックでは、とにかくまずトップページ、次に検索、検索は11月もしくは12月の京都が含まれるツアーを探す、それが今回の定量調査のミッションだった。
なぜなら、11月の紅葉の時期に生徒さんが京都にお出かけになり、みなさん、こぞって京都の情報を探して、探せなかったから。

阪急交通社も、もし「関東発のページから京都のツアーを検索する」という条件であったら、結果はどうなっていたかわからない。

阪急交通社の場合、入口(出発地別項目)と出口(到着地別項目)がトップページから別れていて、完全に混乱を引き起こしてしまう。
阪急交通社のトップページの点数があまり高くないにもかかわらず、トップを獲得できたのは、検索のわかりやすさと、ツアー詳細ページのおもしろさからだった。

◆検索

左側に検索の手順がきちんと明記されている。
検索はシニア層にとって最大の難関だ。

まず、プルダウンなどの機能が難しい。
試しにクリックしてみる、といった挑戦はまずしない。

日本語に意味の解らないことがいくつか含まれているものの、(「行き先」必須項目となっております、という部分、シニア層には何のことだか解らない。国内、海外の選択だけが必須項目なんですが)
また、下までスクロールしないと検索ボタンが見つからないサイトが多い中で途中で「この条件で検索」というボタンがあるのは(当たり前のことなのだが)嬉しい。

ただし、リンクを示す下線はなく、マウスを近づけてはじめてマウスの形が指マークになる
これは混乱を引き起こしやすい。

◆ページ詳細

多くの旅行会社が問合せ先を小さく書いてあるのと対照的に
「解らなかったらすぐに電話してね!」という姿勢の見える阪急交通社のお問合せ先は非常にすがすがしい。

#他の会社は問合せ先がない文字が小さい、ウェブでツアーを選択するならば自分でがんばってよね、という姿勢が見え見え。
旅行日程も大きく掲示されていて、いつそのツアーが催行されているのかわかりやすい。

#やはり他の会社では申し込み直前になって「その日程ではツアーがない」とか、ホント、申し込みチェックをしているときにびっくりしました。

旅行先の写真がないので、旅行中の自分をイメージできない点がマイナス。いくら見やすくても、文字だけでは人は興味をそそられません。もったいないですね。折角オススメポイントがしっかり書かれていているのなら、是非写真を

[旅行業界を斬る!]阪急交通社

(2003年12月)

4月 21, 2005 3.ウェブサイト診断 |

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