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アクティブシニア・シルバー層のビジネスといえばユーザビリティ研究所

コラム

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■恥ずかしさを排除する

シニアマーケットを狙う一つのキーワードとして名誉欲と重大なのが「それを使うことによって恥ずかしい気持ちから逃れられる(と容易に推測できる)」というものが挙げられる。

それは年を取ることであったり、知らないこと、ついていけない時代であったりする。

エステの広告を見ると「太っているとこんなにだめ、やせるとこんなに毎日が楽しい」という広告が多い。
多少の恐怖感を与え、その商品を得た後の素晴らしい生活を提示する。

もちろん、打ち出し方は商品の特性にもよるが
「うちの商品・サービスを利用したことで、今のあなたの「はずかしさ」がこんなに変わる!」ということを打ち出すことは有効である。

直接的に恥ずかしさを隠すものではなく、シニア層の本音に隠されている「コンプレックス」

コンプレックスの本音を探り、そこを癒すサービスを提供する。
そうすることで、その商品はシニアマーケットに「解りやすく」受け入れられることになる。

7月 26, 2005 01.シニア向けビジネス指南 | | トラックバック

■最後の恋の演出を

シニア・シルバー層と恋愛は息をするように自然の関係だ。それは、シニア・シルバー層だからではない。人間だから。

しかし、若者と違うのは「これが最後だ」と思うこと。

もしかしたら、若者も「これが最後だ」と思っているのかもしれないが、自分の年を認識するシニア層は「これがきっと最後に違いない」と恋をする気分に陥るのである。

「周りからしたら、いまさらなに?と思われるかも」とドキドキしながらある日突然、恋をするのだ。
そのドキドキ感がまたたまらない。

別に不倫を奨励しているわけではなく、心の中でのプチ恋である。

さて、それがシニア・シルバービジネスにどう関係あるのか、という話であるが、実は、このシニア・シルバーという層はプチ恋に気づいた瞬間、突然不器用になる。女性だったら思わずはしゃいで見たり、男性だったら突然しゃべれなくなったり、余計なことを言ったりと・・・そう、その姿は中学時代に似ている。

つまり、すべての人がそうではないが、意外と皆さん不器用なんです。

「倫理観」がある。「こんな年だから」と遠慮する。

そのために、サービスがある。
黙ってしまう会話のネタになるもの、一緒に笑えるもの、思わず見せたくなるもの
思わず買ってあげたくなるもの、一緒の思い出を作れるもの・ところ、
そして、自分をきれいに見せてくれるもの。

シニア・シルバー向けのサービスに恋愛のスパイスを加えると、今既にあるサービスに恋愛というスパイスを加えるとそのサービスや商品は突然おいしくなる。

さらに「最後の恋」かもしれない、という思いがさらにその恋愛を大切なものにさせる。
そんなシニア・シルバー層のための最後の恋の演出を手伝っていますか?

7月 22, 2005 01.シニア向けビジネス指南 | | トラックバック

■想像しやすいかどうか

多くのシニア層は、新しいことに飛びつくのにちょっとした勇気が必要だ。

「それはオレに必要あるか」どうか。
「私が行って楽しめるか」どうか。
「失敗がないか」どうか。

すべてはその人の想像にかかっている。

そのサービスを受けている自分。そのサービスを楽しんでいる自分。
そして、そのサービス・商品がどういうものなのか。

新しい言葉で新しいことを言われても、ぴんと来ない。
ぴんと来ないと、ぴんとくるまで考えることはしない。
だって、すぐ横を向けばピンと来るものがある。


世界の共通語である英語、といわれるより
「旅に行ったときに楽しめる英語」といわれたほうがぴんと来る。

ただ、「歴史のカンボジア」といわれるより「世界遺産のあるカンボジア」といわれたほうがぴんと来る。

得られるものが、想像しやすいから。

想像させるのは考えさせることではない。また、受けての想像力を鍛える類のものではない。

昨日読み終わった本に、「広告は受け手が受けてからそれが始めて完遂する」というくだりがあり、まさしくその通りな訳であるが、そのサービスを受けて心地よい自分が簡単に想像できるなら、それはシニア向けのサービスといえると思う。

それは、想像力がなくてはいけないものではない。
簡単に、自分がその場にいるかのごとく思いを起こせるか、ということである。


そのサービスは、想像が容易だろうか?

7月 17, 2005 01.シニア向けビジネス指南 | | トラックバック

■シニアの持つ二つの顔

友人が子どもを産んだ。
すっかり「ママ」の顔になっている。
この間まであんなに遊んでいたのにねぇ。と思う。


そういえば、母は若かったんだ、と思うことがある。
今の私の年齢のときに次女である私は世の中にいた(確か。)
そう思うと、「お母さんは昔からお母さんだと思ってた」のが、実は、きちんと「若い人だった」ってこと、よく思う。
シニア層と話していると、「母・父」としての顔と「友達」としての顔が全く違うことが解る。
私にだってそう心を開いているわけではないが、シニア同志の集まりで耳を傾けているとそれはそれは、話の内容は大学生とほとんど変わらない。特に50代なんてきゃぴきゃぴだ。キャピキャピですよ。華の女子大生の代名詞をシニア層が背中に背負っている。
ヨン様ブームのときに(今でもブーム?)どこかの週刊誌に「お世辞でも黄色い声とはいえない」と書いてあるくだりがあり、苦笑してしまったのだが、他人からは「黄色くない」でも、本人たちには「十分黄色い」のだ。


シニアビジネスの話をするときに、私と会った人なら解りますが「恋愛」キーワードは欠かせないものです。
ですが、どうしてもその話をすると純真なものではなくなってしまう。
本当はすっごい純真な、純愛系、純恋系のものなんですけどね。
おかげで私がさめてしまうほどに。「世の中もっと冷静に見ましょうよ」って(笑)


しかし、多くの若者は多くのシニア層に接することはないのと
シニア層が作るもう一つの対外的な顔の仮面に惑わされる。


上司とか、親とか、そういうのもありですけど
それ以前に「人間だもの」。ということに気づくことからシニアビジネスは始まるのです。


シニアに妙な概念を押し付けたり、求めたりしていませんか? シニアはあなたの未来です。等身大のシニア・シルバー層を見ていますか?

7月 17, 2005 01.シニア向けビジネス指南 | | トラックバック